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楽屋日記仕事、観劇、だらだらの日々
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Fri. 「丕緒の鳥」小野不由美(yomyom3月号)
yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌] 十二国記7年ぶりの新作がyomyomに載るらしい!と知ったのが先月の末。 早々に予約を済ませ、今か今かと待つこと1月。 地方ゆえに1日遅れたものの、入手してきましたー。 予約したくせに入荷の電話より先に買ってしまった(笑) 予約した本屋はyomyomが毎号平積みにされてるし、今でも創刊号から全部そろえてあるくらいなのでyomyom入荷数的には充実してるお店だと思うんですが、 今日は本屋の入口に普段の倍ほどの平積み。ド派手なPOPがついているにも関わらずさらに「小野不由美 十二国記シリーズ新作!!」のどでかい看板付き。 いつにない力の入れようが分かり易すぎでちょっと笑えたけど嬉しくもあり。小野さんと十二国記の影響力を思い知ったのでした。 いやしかし、あまりの嬉しさでレジで本受け取った時震えがきましたよ! 小銭落とすかと思った。帰り自転車こぎながら動悸まで…(笑) 家にたどり着き、早速ページを開いたものの、もったいなくて3行で挫折(笑) ちょっと時間を置いたところで、つい先ほどベッドにもぐりこみ読了してきたのでした。 以下、ネタバレありと終わられるので未読の方は読まれないほうがよろしいかと。
読んだ一番の感想・・・満足。
読み終わって嬉しくてため息がもれました。 嬉しいなあ、なにが嬉しいって十二国の世界にまた浸ることが出来たのがすごく嬉しい。 陽子の姿が垣間見れたのもとても嬉しかった(私は何より陽子贔屓)。 口調が変わってなかったり、陽子から出る言葉がまさに陽子らしかったのがすごく嬉しいですね。(さっきから嬉しいしか書いてないが) 7年近くたってもそういう細かいところが変わってないっていうのがとても読んでいて幸せを感じました。ちゃんと意識して書かれたんだろうなと感じられるというかね。 あと、陽子という新王について民の視点から書かれたのって殆どないと思うんだけど、(風の万里〜くらいかな)仲間とか、理解者っていうのではなく、底辺(ってほどでもないけど、まるで手の届かないところ)にいる人々からの視点っていうのが読んでて面白かったなと。 陽子に対して希望を見出してくれてるのも読んでいてにやにやしてしまいました。 王というのは民にとって本当に希望そのものなんだと、しみじみ思いました。 結局のところ、結末にはまるで関係ないスピンオフのように思えるんだけど、それでもここまで満足になれるのはさすが小野さん。 6年半ぶりに書いてちゃんと世界観作り上げられるのってやっぱりすごい。描写も美しかったなー。鳥とか儀式の風景とか。 最後、ちゃんと希望のもてるラストにしていてくれたのも読後感よかったし。 「胸が痛むほど美しかった」 こんな言葉が出てくるのって本当に尊敬してしまうな。日本語の美しさを目の当たりにしたような。 やっぱり好きだー。 ……支離滅裂ですね。もうまだまだまとまってないんだけど、読んで一番の感想をとりあえずどこかに留めておきたかったので。 この作品が十二国記新刊へのきっかけになることを切に願います。 さ、明日もう1回読もうー。 Comment
わーるんさん。こんばんは。はじめまして。
コピーをミスって全体的に半分(?3分の1?)しか読んでませんが、それでも感動したのを覚えています。 私が十二国記を知ったのはここ3〜4年の事なので、わーるんさんの様にはあまり待つ時間はありませんでしたが、それでもわーるんさんが仰っていたように、前編から長い時間をおいているにも関わらず、前編同様の世界観を綿密?に描いているような物語の紡ぎ方には私も凄く嬉しかったです。 最近ではアニメのエリンも気に入ってきていて、原作のあらすじを知りたくてサイトを探していたらわーるんさんのこのサイトに出会えました。 守り人シリーズも良いのですが、私にとっては、獣の奏者 エリンや十二国記シリーズの方が読み易くて、より感動を覚えます。 エリンを紹介してくれているだけではなく、十二国記シリーズも紹介してくれているわーるんさんに、本当に感謝感激です。ありがとうございます! 本当に嬉しかったです! またちょくちょく覗かせていただきたいと思いますので、宜しくお願いします!
| バンブー | 2011/09/05 10:46 PM |
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